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どっカーンと安全パトロールと防犯カメラに3億6千万円

 前回の記事で「安全パトロールと防犯カメラに6億円以上」と書き込みましたが、そのうち3億円はデジタル防災無線の推進費や防災公園のオープンで、これは日本共産党も賛成しており批判するものでもないので訂正します。

 区内の小学校や商店街に防犯カメラを120台配置します。また、中央線沿いだと良く見かける安全パトロールに元警察官を9人増やすものです。
 
 しかし、なによりも私が「おかしいなあ」と思うのは、400億円近くの区の「基金」です。まあ区の貯金のようなものですが、皆さんはどう思いますか?
 貯金といえば聞こえはいいのですが、住民運動などやっていると必ず聞く区の言葉が「区は財政危機だ」です。財政危機だといわれては学校の給食が民営化されたり、保育園も民営化されていきます。菅平学園は財政危機の“止むを得ない状況”のため、事前の議会の承認もなく廉価で売り飛ばされ、富士学園も弓ヶ浜学園も民間に明け渡され杉並区の郊外教育施設はなくなってしまいました。
 
 それなのに実は区には400億にも達しようという「基金」がある。区は危機に備えてと言いますが、その備えのために区民の福祉が削られていく。ときとして260億円も使って公会堂が改築される(30年間にわたって区民が毎年8億円を払い続けることになっています)。

 私はこうした区民の生活感を感じない政治に怒りさえ感じますが、みなさんはどう思いますか。
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