原田あきら：区長、住基ネットで国を訴える！“「住基ネットに参加させろ」訴訟”？

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区長、住基ネットで国を訴える！“「住基ネットに参加させろ」訴訟”？

こんにちは原田です。来週の火曜日に総務財政委員会に出ます。

＜総務財政委員会とは？＞
　区役所のなかの政策経営部、収入役室、選挙管理委員会、監査委員の仕事にかかわる議案を審議する場です。といわれても良くわからないですよね。
　区のかかわる契約や裁判、区の財産にかかわることなどを審議しています。補正予算（予算をそのつど変化に対応して補正する）審議というのもやりますので、そこに出てくることも全部審議することになりますから大変です。まあ、とにかくいろいろな種類の議案がくるところで調べたりするんですね。

＜今回の目玉は！＞
　今回の目玉はなんといっても住基ネット訴訟についてでしょう。
　ご存知でしょうか、杉並区は今、住民基本台帳ネットワーク（以下、住基ネット）に参加していませんが、区長選挙直後に住基ネット参加を表明した区長の意向で区民選択制を導入しようとしています。
　
　ところが今、国がそれは許さないといっているんです。横浜と区は違う。杉並区の選択制は認めないといっているんですね。
　区長の選択制なるものははっきりしない態度にみえます。市民運動からは「選択制といっておきながらゆくは全員参加をみこしているじゃないか。どこが選択制だ」とつめられ、区議会では自民党や公明党から「住基ネットに参加しろ」といわれる。そんな状態が続きました。
　
　そうして区長が選んだ道が訴訟でした。横浜には認めてなんで杉並区には選択制を認めないのか、という訴訟です。訴状文には“住基ネットに参加させてください”旨、書かれるそうです。当初の区長の姿勢とは正反対で、この部分を市民派議員に指摘される場面もありました。
　
　区が訴訟をするときには必ず議会にかけられます。この訴訟の議案が今度の３月２日（火）に審議されるわけです。マスコミも来るかもしれないですね。どうなるかはどうぞ議会に傍聴に来てください。
　この日は、防犯カメラの設置について全国で初めて条例で基準をつくろうという議案もあります。日時や場所、傍聴の手続き（超簡単！）はこのＨＰの『お知らせ』で。

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