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地下鉄現地調査をおこないました

山口衆院議員(左)らと聞取り調査
 2月28日、私は山口富男衆議院議員らと地下鉄の安全とサービス問題で調査を行いました。中野坂上と方南町を結ぶ分岐線は、7月からワンマン化が予定されています。すでに各駅のホームには安全のための柵が完成しています。
 構内で火事があった場合、二方向への避難路、排煙設備の基準を満たすことが義務付けられています。私が区内の駅を調査し、議会でも取り上げた中で二方向避難路がある駅は、荻窪と方南町のみ、排気機能が基準を満たしている駅は東高円寺のみです。
エレベーターなどのバリアフリーも東高円寺と南阿佐谷の片面と荻窪のみです。中野富士見町駅では助役から説明を受けました。車椅子の乗客の場合、最低4人の手がかかるので他の駅から職員にきてもらうようにしている とのことです。
周辺住民からも聞取り
 
駅員がホームにいる時間帯は駅によって違いはありますが、1時間のみです。乗客が誤ってホームに転落したとき、他の乗客や駅員が走行中の運転手に異常を知らせる通報装置があるのは区内の駅にはなく、中野新橋駅のみです。
 
山口議員はこの日の調査をもとに、3月2日、衆院予算委・第二分科会で質問。地下鉄火災対策の遅れをただし、早急な改善を要求しました。これに対し、国土交通省・杉山鉄道局次長は、1975年の地下鉄火災対策基準に不適合の駅が営団地下鉄で五割を超え、丸ノ内線では25駅すべてが不適合と報告、来年度から5年間かけて整備する方針を明らかにしました。
山口氏は計画されているワンマン運転化について、乗客の安全確認が困難になるとの運転士の証言や、今でもホームに駅員がほとんどいないのにさらに削減する計画などをあげて「急ぐべきではない。火災基準をまず満たすようにすべきだ」と指摘。地下鉄火災基準を見直し、排煙設備や避難経路の確保と、現地調査した丸ノ内線・方南町支線の実態も示しながら、バリアフリー化に力を尽くすよう求ました。
 
この日の調査には今村順一郎・参院東京選挙区候補も参加
麻生太郎総務相は「3月中に基準をまとめたい。履行できるよう訓練するなども重要。駅という多数者が利用するところなのできちんと対応していきたい」とのべました。
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