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性同一性障害について原口区議が質問
“性別表記について全庁的調査行う”と好答弁
皆さんも何度かは「性同一性障害」という言葉を聞いたことがあると思います。
心と体の性別が一致しない。こうした悩みを持つ方が一定の割合でいるようです。
「性同一性障害」による「悩み」の多くは、「性同一性障害」に直接起因するものよりもこの「障害」をもちながら社会の中で暮らすことの「悩み」です。といわれると何だかよく分かりませんが、つまりは自分は男性という自覚がありながら女性という身体的(社会的)性別によって女性としての生活を余儀なくされることの悩みです。
今回日本共産党に寄せられた相談は、選挙で性別を表記する欄が「性同一性障害」をもつ人にとって、選挙に参加することの社会的障害となっているというものでした。
この他、区役所の手続きには性別を表記するものが多く、その中には不必要な性別表記が少なくないことが指摘され始めています。
日本共産党区議団の原口区議の質問では、こうした手続き上の不必要な性別表記の削除とともに区職員のこの問題に対する知識普及をもとめました。また、この質問に先んじて区議団は申し入れを区に行っていました。
区はこの質問に対し「全庁的に調査をすすめている」と答弁しました。
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