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陸自の給水―NGOに比べ「はるかに!」非効率

えっ!?話が違わない?


 いやあ、これが小泉首相の言う「自衛隊にしか出来ないことがある」の実態でしょうか。
 4月6日、小池晃 参議院議員が日本共産党演説会で自衛隊派兵の実態を明らかにしました。年間予算400億円近く。さぞかし支援物資も送ったのだろうとおもいきや、羊100頭だけ。「人道支援活動」はどうか。派兵550人中、人道支援にかかわっているのはたった120人だけ。残りの430人は自衛隊自らの護衛にあたっているそうです。
 給水キッドは4つ持っていっていますが、そのうち3つが自衛隊自らのために使われており、残りひとつで給水活動をおこなっているとのこと。陣地構築とその維持だけで精一杯の様子。
 
 危険な場所に命までかけて、いったいなんのために行っているのでしょうか。まさに陣地構築とその維持のためにだけ行っているのではないでしょうか。その陣地はアメリカの占領状態を維持するための陣地であり、日本がその占領政策のおこぼれに預かろうとするための陣地ではないでしょうか。

日本共産党の小泉親司議員が国会で追求
国会で追求する小泉親司議員
 このような自衛隊「派遣」と現地NGOとの活動の効率性に大きな差が生まれていることが国会の場でさらに明らかになりました。
 日本共産党の小泉親司議員は六日の参院外交防衛委員会で、陸上自衛隊が派兵先のイラク・サマワでおこなっている給水活動について、非政府組織(NGO)によるものに比べて非効率的だとただしました。

 サマワでは上水道が完備していない人口が約九万人にのぼります。石破茂防衛庁長官は、自衛隊が最大一日八十トンの水を浄化できるようになり、一・六万人の一日の使用量に相当することを明らかにしました。

 小泉氏は、それがサマワ全人口の十分の一にすぎないと指摘。日本のNGO関係者が国会の公聴会で、NGOなら数千万円から一億円で十万人に給水できるとのべていることや、フランスのNGOが六千万―七千万円で一年間、十万人に給水していることも紹介し、三百数十億円もかかる自衛隊の活動は非効率きわまりないと強調し、給水よりも上下水道の復旧が重要だと指摘し、国連の枠組みによる復興支援に切り替えるべきだと強調しました。
 マスコミも問題。それでも「自衛隊大活躍」というような報道は戦時中さながらですよね。みなさんも周りに実態を伝えていってほしいと思います。

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