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議会中継!:植民地を自慢するサッチャーにあこがれ?
松浦議員の驚き一般質問
いやあ、「新しい歴史教科書をつくる会」の一員ですからもちろん右翼的思想の持ち主だったわけですが、ここまでとは…。私と同じ高円寺を地盤として活動している議員ですから(私はそのほか成田、松ノ木、和泉でも活動しています)、見過ごすわけにはいきません。
教育問題はこの間の少年犯罪の深刻化で全国民が心を痛めている社会問題です。この問題をまさに“利用”して、財界大企業あるいはアメリカの意向を汲む形で戦前のような国粋主義者が活動を強めていますが、松浦議員はそうした団体から推されて区議会にきた一人です。
“侵略行為の事実を教科書から消すべき”?
“今の教育問題は徳育教育が足りないことから発生している”という観点で質問は始まりますが、次々とおっそろしい発言が飛び出します。“今の教育問題は戦前の先輩を否定する教育に問題がある”“国に誇りをもてなくてどうする”と続きます。「国に誇りをもつ」ことが“過去の侵略行為を歴史教科書から抜く”となるのはおかしいのではないでしょうか。
植民地を自慢するサッチャー首相にあこがれ?
話はもっとエスカレートして、イギリスのサッチャー首相が来日した際の話になりました。どこかの集会で講演したとき、かつてイギリスが大量の植民地を持ち世界を席巻していたことを自慢したのを聞いたときの感想に議場も驚きました。植民地を自慢するのはどうかなーと思いつつも堂々と自分の国を語るサッチャー首相を見てあこがれを感じましたといった旨の発言です。「今度は植民地主義にあこがれちゃってるよ」と他会派の議員からヤジともため息ともつかない言葉が漏れました。
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