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先週土曜、和泉で大火事がありました
11件類焼、3人死亡
先週の土曜日、大変な火事が和泉地域で発生しました。
旧環七の通りにある八百屋から出火、11件に火がまわり八百屋さんの一家3人が死亡しました。
日本共産党からは吉田信夫都議、原口昭人区議が現場に飛び、緊急物資や緊急避難場所の確保に奔走しました。
私も火曜日に現場を訪ね数日たってみての被災者の要望を聞き取りました。すると、類焼で焼け出されたお蕎麦屋さんから全焼した二階のものをゴミとして出したいが頭がパニックしているし人手もないので困っているとのことでした。それを受けて、出来るところからと日本共産党の和泉支部と泉南支部共同でボランティアを組むことになりました。23日金曜日の朝9時から始めます。協力していただける方はどうぞよろしくお願いします。
日本共産党は今、新潟や福井でも災害ボランティアに取り組んでいますが、何か日本共産党の原点のようなものを感じます。
えっ!? 区が“緊急避難場所の家賃を払え”?
驚きました。
火曜日、焼け出された人たちにこれからのことについて区からの説明会が開かれました。そこでは緊急避難用のアパートの一覧がありましたが、5万円ほどする家賃の半額を被災者に支払ってもらうという区からの報告があったのです。しかも半額措置はたった3ヶ月。その後は正規の家賃を取るというのですから被災者はこれからの生活に不安を覚えざるを得ません。さらには介護が必要なおばあちゃんを一時的に預かってもらえるという老人介護施設でなんと一日2500円払わなければいけないとのこと(一月75,000円)。収入は全くないのにこれでどうして生活をしていけばいいのでしょうか。
危機管理室は機能せず! 安全安心はどこへ?
こうした被災者への対応は区長の決断にゆだねられるところがあります。日ごろ安全安心を声高に訴える杉並区長。こうした事態に対応できなくてどうして安全安心でしょうか。さらに言えば最近、区長の肝いりでつくられた危機管理室はこの11件が類焼して3人が亡くなる事件で一切機能せず、課長には火事の連絡さえ入らなかったそうです。こんな課の創設に億のお金がつぎ込まれていることを見逃すわけにはいきません。
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