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選挙前にそういうことは言え!
民主党の岡田代表が「(アメリカと一緒に)武力行使をしてもいい」

戦争参加を競い合う二大政党…

 そういうことは選挙中に言ってもらえませんかね…。民主党の岡田代表がアーミテージ米国務副長官との会談で「集団的自衛権の容認」と「憲法九条を改定して武力行使ができるように」という民主党の見解を明らかにしたんです。民主党といえばイラクへの自衛隊派遣に反対、現在も「一時撤退」を要求し、平和の面でも国民の意思を尊重することを選挙では訴えていました。ところが選挙が終ったとたんにこの始末です。

ここまで矛盾した話はない

 集団的自衛権とは、簡単にいえば同盟国に何かあったら一緒にその戦争に参加するというものです。この集団的自衛権が日本で認められれば、イラク戦争に日本は参加することになります。例えばアメリカが“イラク戦争は大量破壊兵器の危機にたいする自衛的措置だ”といえば、日本は“自衛的措置なら先制攻撃だろうとアメリカと一緒(集団的)にその戦争に取り組む(自衛権の行使)”となるのです。まあ、つまるところ集団的自衛権とはアメリカのおこした戦争に日本が参加してもいいよというものなんです。
 かたや「自衛隊を撤退させろ」といい、かたや「自衛隊をアメリカの行くとこどこへでも送り込みます」と約束する。こんなに矛盾した話はないんじゃないでしょうか?

二大政党制は戦争推進システム

 それこそ岡田代表の訴える「一時撤退」は「一時的には撤退させるものの、すぐに再び派兵しますよ」といっているのじゃないでしょうか。自民党との差をつけるためにさらに過激な方向に、戦争に向かって発言を強める民主党。やっぱり二大政党制は戦争推進システムでした。民主党はよく二大政党制はアメリカのものを理想としていると胸をはっていいますが、そこにもよくあらわれています。ベトナム戦争は民主党、今度のイラク戦争は共和党。3年に1回の割合で国連の非難決議を上げられるようなとんでもない戦争を交互に繰り返してきたのはこの二大政党です。
 本当の改革とは戦争ができる国に日本をつくり変えることではないはず。銃ではなく世界に名だたる日本国憲法をこそ握って、戦争にきっぱりとNOを突きつけ、差別や暴力のない本当に自由な社会を求めてこそ本当の改革です。
 憲法9条の会も発足するなど、平和を求める日本国民の本物の愛国心が高まっています。ともに本物の改革の道を歩んでいきましょう!
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