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和泉の大火事:こんなことで“安全安心”とはいえない!

焼けた2階部分。天井は焼け落ちています。火が移ってくる瞬間は母娘で叫びつづけたそうです。
 

保健福祉委員会で質問

 「これでどうして“安全安心”といえるのか」
 7月26日の保健福祉委員会での質問には本当に熱が入りました。出火もとの隣に住んでいたおそば屋さんは二階をほぼ全焼。1階は焼け残ったものの水を浴び、人の靴跡だらけのひどい状況です。そば屋の収入はまったくなくなった状態にもかかわらず、区が用意したアパートは半額といえども25000円。火事の後始末に追われるなか、要介護度2のおばあちゃんを老人介護施設にいれることで一日2500円(月で75000円)。
 今回はこの火事の惨劇を写真で伝えます。
1階部分も相当焼けています。この状況で被災者に毎月10万円払えという区を皆さんはどうおもいますか。


2階にあったアルバムも無残な姿に。泣きそうになりました。区はこの状況をみてどう思ったのでしょうか。

 まったく問題なく過ごしていたはずの区民が突然被災する。そうしたとき自治体が、緊急避難した人たちから毎月10万円の負担を要求する。焼け出された人たちを緊急避難扱いせずに自己負担を求めるというのをみると、区長はこんなときでも自立自助を叫ぶつもりでしょうか。
 区長は“自立自助”という言葉が大好きで、それを生きる力と呼んだりもします。この言葉自体は賛同できるものではありますが、だからこそ私たちはこういう困ったときに弱者となった人たちが社会復帰できるように自治体というものをつくっているのではないでしょうか。そのために税金を払ってきたのではないでしょうか。本当に困ったときこそ手を差し伸べてくれる自治体でなければむしろ区民の“自立自助”の精神を裏切ることになりはしないでしょうか。それを“安全安心”などとは到底呼べません。せめて緊急避難扱いをし、住環境には無償の保障をすべきです。
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