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『パレスチナを知る講演と交流の集い』は成功!
ありがとうございました。

駐日パレスチナ大使 ワリード・アリ・シアム氏。明快な語り口。相当ハイレベルな講師でした。

100名ほどの参加に大使も「ありがとう」

 私も理事として参加しているAALA(アジア・アフリカ・ラテンアメリカ)連帯委員会 杉並支部が9月4日(土)に企画した『パレスチナを知る講演と交流の集い』は約100名の参加者を迎えて成功しました。参加人数もさることながら、駐日パレスチナ大使や通訳の方の講演のすばらしさ(パレスチナの実態の恐ろしさ)、また会場からの質問の活発さなどとてもいい会になったと思っております。みなさんのご協力ありがとうございました。
 パレスチナによるテロばかりが報道される中、大使はそれはそれで国際社会の中で避難されるべきものだときっぱり。若い人などが行なう自爆テロなどからパレスチナの独立は絶対に勝ち取れない、むしろその日を遠ざけてしまうと批判しました。
 同時にイスラエルによるそれこそテロ行為が国際社会の中で黙認されていることに対して怒りがこぼれてくるような重みのある口調での非難が語られました。

「自衛」という名の侵略

 「自衛」というかけ声のもと、イスラエルはパレスチナ人を虐殺したり(5000人の死者を出す事件がおきていながら世界のマスコミは取り上げず。日本でも…。)、高さ数mから10mほどもあるパレスチナ人隔離壁をなんと728kmにわたって建設し、人権侵害を続けています。
通訳をしてくれた千葉大の栗田教授。素晴しい通訳で私達は何不自由なく講演に集中できました。
 「自衛」の名のもとに侵略や虐殺を重ねる。日本がかつて第二次世界大戦で国民を戦争に駆り立てた手法と一緒です。しかしこれは過去の話ではありません。“今は北朝鮮をテロ国家として扱い、その恐怖を国民に植えつけ、次なる侵略をしようとはしていまいか?”講演を聞いていた誰もが感じたことではないでしょうか。大使は言います。「世界第6位の軍事力を持つイスラエルにどうしてパレスチナが戦争を仕掛けるだろうか。パレスチナがイスラエルを恐れることはあってもイスラエルがパレスチナを恐れることはありえない」。
 大使の言葉を聞くと、大変興味深くなってくるデータがあります。北朝鮮のGDP(国内総生産)はなんと日本の鳥取県と同じぐらい。軍事力も相応です。それにたいして日本は世界第2位の経済力と軍事力。北朝鮮はパレスチナと違って確かに国家的テロを行なってきた異常な国家です。しかし、それをまさに口実として日本がイスラエルと同じ行為をアジアで行なってhなりません。

まずはこの事実を杉並から日本中へ

 日本の北朝鮮戦略の実態とも何かと重なるパレスチナ問題。学ぶところは大きいものがあります。私たちはまずこのような事実を杉並、そして日本の中で伝え、イスラエル国家による侵略やテロ行為を国際的に包囲し、同時にパレスチナの一部テロ組織の暗躍も包囲していかなければならないと感じました。
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