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原田あきら
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統廃合計画校が発表されました…

学校をなくす…どんな政治だ?

 とうとう「学校適正配置」計画校、つまりつぶす学校の選定が発表されました。計画校は小中それぞれ1校づつ。神明中学校と若杉小学校です。
 私はこの決定がくつがえされて、学校適正配置が間違いであったと言わせるような運動を展開することを決意しました。
 同時に今回の決定に関わった全ての行政機関、賛成した教育委員、区議会議員に本当に厳しい審判が下されるような運動にも全力を尽くすことを決意します。

一体何のための改革?

 計画では平成20年4月にまず、神明中学校を宮前中(基幹校)、松渓中、西宮中に生徒を振り分ける形で廃校にします。次は平成22年4月に若杉小を杉並第5小学校に統合します。
 少子化とともに区長が導入した学校自由選択制などで児童生徒を減らしておいて若杉と杉五のように統合しちゃいます。自由選択制で逆に増えた学校は減らすための流入制限をおこなうものの、各地で統廃合が行なわれるのでなかなか教室不足が解消されないでしょう。一体何のために自由選択制があるのか…。
 この問題、この2校だけの話ではありません。今回の計画は5年ごとの15年計画。最初の5年で1〜2校つぶしてみて、父母の反応などをみて残りの対象校にも手を出す計画です。ここで許せば次はわが母校なのです。

絶対学校はなくさせない!!

 神明中の父母は「絶対に学校はなくさせない!!」と怒りをあらわにします。この怒りを杉並っ子みんなの怒りとして立ち上がろうと呼びかけます。
 私は神明中や若杉小の父母・関係者・同窓会が母校を守り抜く運動を力強く展開し始めていることに展望を感じています。この運動が必ず子ども、父母、地域、同窓生の団結を両校にもたらすでしょう。そしてより素晴らしい学校をつくっていくことを期待します。これからお子さんを入学させる地域のお父さんお母さんが、むしろこの誇るべき地域の学校に集いはじめることを期待します。

主張


金勘定で学校をつぶす社会に明日はない!

 「小さな政府」という言葉があります。一見、無駄の多い行政を見直し、限られた税金を大事な分野に効率的に使っていこうという主張に見えます。
しかし、実態は違います。無駄をはぶくといいながら、国民にとってかけがえのない福祉や教育分野ばかりを削り、もっとも無駄な大型公共事業などは温存していこうとしています。なによりも市場原理という名の弱肉強食社会づくりが本心です。これは今、日本を牛耳ると同時に自らの支配によって展望が失われてきた大企業・財界の要請に応じたものです。
 今では「小さな自治体」論まで始まっており地方での福祉や教育切捨てが始まっています。福祉や教育にかかる費用を無駄なものと捉えるこの論調は、実態を見れば「小さな福祉」論。杉並区長はこの勢力の急先鋒に立つ人物として有名です。
 教育を金勘定し、学校をなくすような政治に明日はありません。30人学級実現を私たちの最大の武器にして(http://www.yuiyuidori.net/jcpskd-harada/html/menu2/2004/20040922234659.html)「学校を守れ!子どもを守れ!」の声を全区民があげていきましょう!
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