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原田あきら
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台風直撃! 杉並各地で水害発生!!

道路からひざまで水がたまる

 昨夜の台風で私の母校、東田中学校の門前付近数件が水害にあいました。善福寺川の水が溢れているかと思いきや実は阿佐谷団地に降った雨水が溢れて流れてきているとのこと。この10年ほどで3回も水害が発生しています。一時は道路からひざぐらいまで水がたまり車が引き返すほどひどい状態に。
 汚水の混じった水が玄関まで入ってきます。なかにはお店の中に入ってきて(商店の場合、段差が地面からないことが多いため)、商品が水につかったところもありました。住宅の基礎や半地下に水が入り込み、それをポンプで汲み出している家も数件ほどありました。

「もうがまんできない!これは人災だ!!」

 私は一軒一軒被害のあった家を訪ね、現状を聞きました。「今回が一番ひどかったけどもう何回目かしらね」「団地のところから来る水対策はしたって聞いて安心してたけど全然だめだったのね」「どんどん水が増えていって本当に怖かった」
 そしてどのお宅でも言っていたのが「いったいいつまでこんなことが起こるんだ…」でした。
 住宅の基礎に水が入り込んだ方は「この家を建てるときに水が来ないように少し高く立てさせてほしいといったら、建築基準に満たなくなるからだめ、といわれた。」「区も水害についてはしっかり教えてくれなかったので、それじゃあいいかと思って建てたら、この有様だ。しかも何度も起きているのに万全の対策にならない。どうしたらいいんだ…」。

 「もうがまんできない!これは人災だ!!」これが地域の声です。

区は深夜まで70人体制。避難所も設置され、2人が利用。

 下水道の問題は、所管は区ではありませんが、怒りは行政全般に向けられています。ただ、今回杉並区は3時の段階で7つの地域区民センターと和田に避難所を設置し、深夜にいたるまで70人規模の人員を配置、台風被害に対応しました。
 日本共産党はこの間、「危機管理質というものができながらやることといえばもっぱら安全パトロールばかり。防犯も大事だが風水害や震災火災の対応も区民の強い願いだ!」と訴えてきました。今回の区の対応は、土嚢(どのう)が水が引いた後に並べられるなどの区民からの不満も引き起こしたものの、なんとか区民の安全に力を尽くそうとする姿勢を見て取れます。今後、様々な被害やそれへの対応が区民から要請されるとおもいますがそうした切実な願いに応えていくことこそ区への最大の信頼となることを議会にて訴えていきます。

各地で水害。
共産党は吉田都議中心に調査隊が出動!
汚水消毒を要請、本日から始まります

 日本共産党の吉田信夫都議会議員は本日各地にて実態を調査し、都議会に報告するとしています。とくに和田や中野富士見町界隈の被害が大きく、山崎一彦区議団長とともに対応しています。私も昨夜から被害実態を調査し、区に対し汚水被害対策として消毒を要請しましたが、本日から実施される予定となっています。
 安全パトロールなどいま「流行り」の防犯対策ばかりが安全安心でしょうか。日頃、そればかりを強調する自民党や民主党や公明党はいったい昨日は何をやっていたんでしょうか。“あるにこしたことはない”といった“お守り”的なパトロール隊よりも、もっと求められている安全安心施策が杉並にはあります。私はこれからも本当の安全安心とは何か、このことを議会で追及してまいります。
 
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