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台風23号で杉並の大きな被害報告なし

いまのところ

 本日まで三日間の行政視察にいっていました。五日ぶりの「議会活動」更新は台風情報となります。
 超大型の台風23号は現在全国で死者22人、行方不明者19人の大変な被害を出していますが、杉並の被害としては台風22号のような被害は報告されていません。和田地域に一部水が出た(=都市型水害が発生した)という情報もあるようですが、今のところ確認はされていません。

翌日、全区的に調査

 全容は明日確認されるとのことです。
 今回も杉並区は深夜にいたるまで多数の職員による体制で臨んでいます。今回は土嚢(どのう)が降雨前から設置されるなど出来る限りの対応をとることができました。対応の進展に心を強くするとともに、職員のみなさんのご努力に敬服します。
 緊急対応というのは一口に言うほど簡単なものではありません。職員のみなさんはいくら公務員とはいえ、朝からの通常業務をこなし、さらに緊張感漂う深夜までの勤務です。なかにはデートや家族との食事の予定などあったかもしれません。恋人や子どもはそんなこと関係ありませんからね。「ちぇっ」っていう思いまで職員が背負わなきゃならない。大変な仕事です。

区長はこういう現場を見るべき

 話は変わりますが、区長が“公務員はソ連労働者と一緒”と週刊誌なみの暴言をおこなったシーンがありましたがhttp://www.yuiyuidori.net/jcpskd-harada/html/menu2/2004/20041001220115.html、もう一度よーく考えてこうした現場を見てほしいものです。なんでも民営化すれば競争力が働いて効率性が増すといいますが、公務員でなければこういう対応は絶対できません。何でも金勘定の民間企業は防災にたいしてもやはり金勘定。福祉だって教育だって金勘定です。「ソ連労働者」というのもたしかにそうなったら怖いですが、民営化のほうがよほど怖いと私なんかは思っています。
 独裁的、専制的社会のもとでの公務員(=奴隷)なら、区長風に言えば「サボる」かも知れません。ソ連もそうでした。民主主義の一文字も見出せない専制主義のはびこった社会でした(ちなみに日本共産党は世界の共産主義政党で唯一彼らを批判してきた政党です)。
 はっきり言いますが、発展した社会経済のもとでの公務員こそ、社会保障という20世紀が作り出した普遍的な財産を担うに相応しい労働者です。区長はこの台風からそれを学べ! そのことを一言申し上げます。
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