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台風の被害状況をうけて
異常な被害
先進国の被害とは思えないとんでもない災害状況です。ただ単に台風の威力が強かっただけじゃないようです。
堤防が決壊して高波が民家を襲い死者を出しましたが、堤防には強度を保つための鉄棒が少ししか入っていなかったようです。ちゃんと調査すれば民家の裏にある崖がどの程度で崩れるかまでわかるはずです。もちろんそれを受けて補強することもできたでしょう。
人が一人死ぬことがどれだけの影響を地域社会や地域経済にも与えるかを政府は知るべきです。
どこに金を使ってるんだ
私たちの税金がこうした安全対策にほとんど使われていません。今、東京都では高速道路がどんどんつくられる計画になっていますが、そのほとんどが1mつくるのに一億円ほどもかかるそうです。
全国では飛行機の飛ばない飛行場、船の来ない港、車の通らない橋などいたるところに無駄なお金が使われています。
“飛行場そのものに必要はなくても、それをつくることでゼネコンが儲かるから必要なんだ”
こんなことを許していていいのでしょうか。
公共事業、どうせやるなら…
私たちの本当に必要とする公共事業があります。私の友人が面白いことをいいました。「百歩譲って、借金してもいいからせめて必要なものをつくってくれよ」と。
いまだに竜巻でもないのに一つの台風で100人近くが死んでしまう水害が発生するのですから、無駄な飛行場なんてつくってないで都市並みに下水道を完備したらいいのではないでしょうか。
地震国といわれて何年たってるのかわからないのに何でいまだに震災で数千人が命を失うのでしょうか。それこそ家屋の一軒一軒を公共事業費で耐震補強すれば、高速道路建設なんかよりよほど安い額で安心の暮らしを国民が手にし、さらには地元の中小業者が潤うのではないでしょうか。
公共事業―“どうせやるならせめて役に立つものをつくれ”と、この被害を受けて本当に叫びたい!
「二大政党」を目指す自民党や民主党両党は多額の企業団体献金を飛行場や橋やダムをつくる企業から受け取っていて、この無駄遣いについてはほとんど何もいえないでいます。
吉田信夫とともに
日本共産党は80年代末から大型公共事業の問題を取り上げ、徐々に国民の理解を得るようになっていて、いまでは「大型公共事業」といえば多くの方が「無駄遣い」と連想するようになっています。
日本共産党都議会議員の吉田 信夫は、東京都による財政も環境も無視した高速道路や橋(2本目の東京湾横断道路)、副都心開発の問題点を石原都知事に追及。石原都知事だけでなく議会関係者や他の議員からも一目置かれる存在です。今回の杉並区の水害調査でも他の杉並選出あるいは今度立候補する都議会議員がいっこうに動かないなか、私たち区議団とともに台風上陸中ずっと杉並中を回るなどして調査、改善策を都議会に指導しています。
吉田信夫とともにわが杉並区議団も区民の安全な生活をつくり上げるべくがんばります!
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