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ジャリ道をなんとかして!
松ノ木2丁目のとある「ジャリ道を舗装してほしい」という要望が私のもとに寄せられていました。要望を出してくださったのは地域の保育園の父母や職員の方々。「子どもをのせていた自転車がこのジャリ道で転倒した」など危険な道になっていました。
私道舗装は区が全額負担
この道は私道(個人所有の道路)ですが、今は舗装する際の費用は全て区が出してくれます。昔は区道(区所有の道路)しか舗装はしてもらえず、私道の整備は土地所有者が自腹を切ることになっていました。
当然と思うかもしれませんが、これは大きな問題がありました。私道といえども普通に区民が使っている道であり、その点、区道と変わりません。にもかかわらず私道の場合は舗装費用を土地所有者がもたなければならない。こうなると、私道は全く舗装されなくなるという問題が出てきたのです。
また、舗装したいという人がいても土地所有者が複数名の場合、なかにはお金を出したくないという人もいます。この場合もでこぼこの道や危ない陥没道路がそのままになるわけです。
所有者が入り組んでいて登記所まで
私道を区に舗装してもらうには申請書を提出します。そこには土地所有者と沿道関係者(道沿いに住んでいる人)から署名とハンコウをもらうことになっています。
ところがこの道の土地所有者が一人じゃないんですね。何人かが一つの道を複雑に所有しているというのです。しょうがないので登記所までいってきました。
保育園にいってみると…
こうした報告とご協力を募りにその保育園にいってみると驚きました。
「大切な平和のために憲法9条をまもろう!」と書いてあります。
今度バザーがこの保育園であるのですが、そのバザーでこんな横断幕を掲げるのですね。ファルージャに対してアメリカが総攻撃を行い、その作戦に沖縄の米軍が参加して、さらにはそれを資金的に日本が応援する。そんなきなくさい世の中でこんな地域の保育園が平和を訴えてくれるというのは心強い限りです。
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