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区長、成人式で特攻隊を評価するスピーチ
一月九日の中野サンプラザで行われた杉並区の成人式で、山田区長が特攻隊の話をし、特攻隊の話しを引き合いに“同じ二十歳でこうも違う人生をあなた方の先輩はおくってきた。そうした苦労があって今がある”旨のスピーチを行いました。
特攻隊の話しであれば、若い命を無残にも奪った戦争を批判するものとしてなら是非とも取り扱っていただきたい題材ですが、こともあろうにそのおかげで今があるなどという主旨で扱うとは許されない内容です。
侵略の歴史から目をそらさない
侵略戦争をアジア解放のための戦争と偽り、若い命を羽より軽く扱った時代が、どうして今の平和や豊かさをつくったといえるのでしょう。むしろ戦争を否定して人間の命を何よりも重く受け止め、国民生活の発展を重んじた文化でこそ日本の発展が用意されました。
特攻隊というテーマは、尊い命を無残に奪う戦争を批判してこそ語られるべきテーマのはずと主張します。
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