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小中一貫教育問題で校長が
“反対運動は共産党のしわざ”と暴言

 12月14日、15日と行われた小中一貫教育の父母説明会(主催:各校校長)で小中一貫教育を一方的に進める学校に反対や慎重姿勢を訴える父母の意見が相次いだことに関し、和泉中学の校長が後の学校評議委員会で「共産党が組織的に…つぶしにかかっている」「父母の多くが賛成意見」などと発言していたことが明らかになりました。
 この発言がおかしいと思った父母から事実を確認する問い合わせがあり発覚しました。私もこの説明会に出席し意見を述べていますが、発言の多くが父母や地域住民のもので日本共産党が動員し、発言を組織したことなどまったくの事実無根です。

即刻抗議し、校長が謝罪訂正

 私は即刻抗議し、そうした「圧力行為」は事実無根であり、その発言の出所が何であるのか問いただしました。
 校長は「事実確認はしていない」「父母説明会にもかかわらず政治的な発言もあり、そう思ってしまった」との回答。
 私は、「学童クラブNPO委託の問題でも区の一方的なやり方に地域の父母の怒りは深い。小中一貫教育も同じような経過であり、父母や地域が区政全体にまで批判を行いたくなるのは当然のことだ」そうしたこの間の経過も知らず「校長という立場にありながら、事実関係もなく教育の場で公党の批判を行うなど許されない」と糾弾。
 校長は「指摘はもっともであり反省する。後日、訂正の発言をする」と回答しました。

区主催の説明会を強く要求する

 これだけ大きな問題にもかかわらず区教育委員会は説明会を開いていません。12月の説明会も校長の主催でした。その後も説明会を開催していない区の姿勢を厳しく批判します。
 小中一貫教育のほか、学童クラブ委託問題など、この間の和泉地域に降り注ぐ政治的災難の経過を見ればこの説明会で父母の怒りが噴き出すのは当然の結果であり、それに校長が答えることができずはがゆい思いをするのも当然です。
 区長の教育アクションプランにしばられ、やみくもに突き進むしかない教育行政のもと、区主催の説明会は住民の願いを教育行政に反映させる上で不可欠です。

広範で時間をかけた議論を!

 区長は自らの著書に物事はどんどん進めないと「抵抗勢力」が出てくると書いています。今回を例にとれば、物事が小中一貫教育で抵抗勢力が父母。小中一貫教育でじっくり議論なんかしていたら抵抗勢力が次々とうまれるだけだ、というわけです。説明会を開かないわけがそこにあります。
 和泉地域だけでなく杉並の教育に関わる全ての人に呼びかけます。「真の教育改革」実現のために小中一貫教育や杉並の教育行政について広範な議論を呼び起こしましょう。
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