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改憲し「自衛軍」明記
首相が賛成
民主・鳩山議員が衆院予算委で要求!
(しんぶん赤旗2月3日付)
小泉純一郎首相は二日の衆院予算委員会で、憲法への「自衛軍」の明記を求めた民主党の鳩山由紀夫議員の質問に、「私も賛成だ」と答弁しました。「軍」の明記は、戦力不保持を定めた九条二項を改悪することで、“軍隊でないから海外での武力行使はできない”としてきた「歯止め」を取り払う狙いがあります。
鳩山氏の改憲質問の内容
鳩山氏は質問のなかで、「国際協調と対米重視のうまいバランスをとるために、新たな国の姿を憲法のなかに表現すべき」だとのべ、新たな憲法に入れる内容として、(1)平和主義(2)「自衛軍」の明記、(3)国際協力を積極的に行い、自衛隊の海外派遣の場合、国連決議は必要、の三点を主張。「自衛軍」の明記については、「集団的でも自衛権を保持しているということだ」とのべ、米国の戦争への武力行使をともなう参戦を意味する「集団的自衛権」を行使可能にすべきだとの考えを示しました。
国連決議がない派兵も「議論」?
首相は、鳩山氏の改憲案に賛意を示した上で、「今後(自衛隊の海外派兵において)国連決議が必要かということについては、よく議論していただきたい」と答弁。国連決議のないケースでの派兵に含みを残しました。
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