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3.10は東京大空襲から60周年でしたね。

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杉並区役所内にある日本共産党杉並区議団控え室。
一分間の黙祷でした。

忘れさせない!2時間で10万人の無差別殺戮

 東京大空襲は第二次世界大戦末期、日本の上空を完全に支配したアメリカによって行われた無差別殺戮でした。いまでも考えられませんが、当時の国際的な常識としても到底認められない、2時間で10万人を殺害するという空爆でした。

アメリカによる民主主義への弾圧

 アメリカは自分たちでつくったポツダム宣言にもそむくような東京大空襲という無差別殺戮を行い、その後、日本に軍を駐留させ、占領しました。戦後も真に民主主義を求める勢力の台頭を許さず、アメリカに都合のいい日本を作るべく暗躍してきました。
 当時、唯一侵略戦争に反対した政党、日本共産党が爆発的に勢力を伸ばそうとしていました。しかし、今では考えられないような「超法規的措置」によってアメリカは弾圧を加えてきました。例えば公職についていた日本共産党員を、まったく罪を犯していないにも関わらず、その公職から追放するなど(レッドパージ)です。

アメリカの正体

 よく、政治家の中に日本の民主主義はアメリカから押し付けられたものだという人がいますが、まったく逆です。むしろ戦後、育とうとしていた民主主義の芽をこまやかに摘み取ってきたのがアメリカだったのです。
 「日本の占領」ではなく、「日本軍国主義の民主化」がポツダム宣言の趣旨でもありましたが、これは世界中の願いであり、国際的な社会観の到達を表していました。アメリカはそうした国際的な世論に動かされながらも、むしろ、常に日本を主従関係におくことを狙っていました。「アメリカから押し付けられた」どころか、世界から託された民主主義を日本では育たないようにしてきた張本人がアメリカだったのです。

イラクでもまた…東京大空襲から知る

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04.3.22 イラクでのアメリカによる無差別空爆。いつもかばんに入れてる写真誌「DAYS JAPAN」の記事です。
 アメリカはその後、ベトナム戦争などの侵略行為を繰り返し、イラクでも再び無差別の空爆をおこない、そして一つの主権国家を破壊するという歴史の逆行を行いました。
 東京大空襲はアメリカそして戦争の本当の姿を私たちに知らせてくれる歴史の一ページです。毎年このページをめくっては戦争の愚かさ、今の日本の悪政のおおもとを考える機会を広げていきたい。日本共産党員40万人。そんな思いを胸にこの日は黙祷を捧げました。
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