原田あきら：『９条の会ｉｎ杉並』に８００名！！ ②若者の主張、歌、演劇など多彩なプログラム

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『９条の会ｉｎ杉並』に８００名！！ ②

若者の主張、歌、演劇など多彩なプログラム

超満員となった『９条のｉｎ杉並』。
　澤地さんの思いのたけを語った講演から、若い人の訴え、歌、演劇など多彩なプログラムでした。
　杉並の各地域でつくられている憲法９条の会がいくつか登壇。『井之頭沿線９条の会』は多彩な学習会を地域で開いています。

　若い人の姿も目立ちました。「高校生平和の集い」の高校生は、戦争協力を国際貢献といってのける政治家やマスコミが顕在化する中で、『殺されたくもないし殺したくもない』と思いを語り、本当の国際貢献は憲法９条を世界に広めることだときっぱり。

　「ピカソ」という三人組の女性。『ヒバクシャ』など良質の映画を地域の方々にむけて上映しているグループです。平和とは日常のなかにあるまったりとした幸せな瞬間瞬間であり、戦争はそれを奪い去ってしまうものだ、と指摘。
若い感性を工夫をもって表現していました。

　司会者の一人も若い女性でした。高齢の方の参加が多かったのは事実ですが、若い方の参加もこの種の集会にしては非常に多かったように思いますし、なによりも若い方や女性が中心になってこうした集会を成功させている様子を見ていると、何だか世の中変化が始まっているなあとつくづく感じました。
　いまだに頭の中が戦時中の方々が議会にもいらっしゃいますが、こうした変化をちゃんと直視してほしい。あの戦争は正義の戦争だったなどという、戦時中の支配者根性は捨てて、これからのアジアと日本の関係にしっかりと根を下ろしてほしいと思います。

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