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原田あきら
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吉田信夫都議が3選

これからも一生懸命がんばります!
 昨日、東京都議会議員選挙が投票日をむかえ即日開票の結果、日本共産党の吉田信夫都議が当選し、3選目を果たしました。
各候補者の得票(率)はこちら(http://www2.city.suginami.tokyo.jp/guide/guide.asp?n1=110&n2=200&n3=570)。

低投票率

 今度の都議会議員選挙は大変な低投票率となりました。
 当日有権者数43万9644人にたいし、投票者数は18万5806人、投票率42.26%と大変な低投票率なりました。
 小泉フィーバーや二大政党制が私たちの暮らしに何の役にも立たないどころか、悪政を競い合う装置であったことが明らかになってきました。それらへの怒りや失望感があらわれたのではないでしょうか。私は開票立会人を今回しましたが、白票や政治への怒りを書いた無効票のいかに多いことか。今の世の中を考えればその気持ちわかります。
 しかし、だとすればそうした思いを引き寄せるだけの力を私たちが身につけなければとも率直に思います。
 ちなみに男女別に分けてみますと
 女性は当日有権者数22万9012人にたいし投票者数9万8693人で投票率43.10%
 男性は当日有権者数21万 632人にたいし投票者数8万7113人で投票率41.36%
 どの選挙でもたいてい女性の方が投票率が高いようですね。

大激戦の杉並区

 6人枠に13人が立候補し、うち12人が有力候補の大激戦となった杉並区。
 結果は自民1、民主2、公明1、共産1、自治市民1でした。
 生活者ネットは現職から新人への交代に失敗して議席を失いました。
 とくに有力とみられていた自民党(区議会では杉並自民)の大泉氏が次点で落選するという波乱、各候補がいずれも数千票の得票を得るなどまさに大激戦でした。

日本共産党、議席2減も
返り咲きや二つの地域で二人区勝利

 日本共産党は残念ながら改選前15議席から二つの議席を落としました。現職都議から新人都議への失敗が大きな要因です。
 ただ、小泉フィーバー直後の前回都議選で落選した中野の植木こうじ氏をはじめいくつかの地域で返り咲きに成功。とくに二人区(二人しか当選しない地域で大政党が議席を分け合う選挙区)で共産党が議席を勝ち取るなどの成果が記録された結果、久々に国政選挙並みに行われた選挙で10%を超える得票率を得ました。ちなみに杉並でも10.3%と二ケタ台に乗りました。
 今回のような現職から新人への受け継ぎ失敗などの困難を克服すれば躍進の可能性がみえてきた情勢。次なる前進の一歩を踏む、展望のもてる選挙であったと私は思います。

二大政党にかげり

 今度の選挙では自民系が3人(2人が公認で1人はもと自民党区議)、民主系が3人(2人が公認で1人は元民主党区議)立候補するなど、当初いわゆる二大政党系の候補で6人枠を占拠する勢いでした。しかし、二大政党制独占はなりませんでした。
 とくに民主は二人の候補を当選させたものの、昨年の参議院選挙時の得票を50%以上減少させました。
 おそらく全都的にも同様の結果が出ると見られます。「民主が躍進」などと報道がありますが、いちどきの二大政党フィーバーに比べれば格段に勢いは弱く、むしろそのときの貯金を食いつぶしている状況です。
 この間、テレビに出ないような地方選挙では得票をがた減りさせている民主党。マスコミの二大政党キャンペーンが民主党の最大の力であることがよくわかります。しかし今回はテレビでもよく報道された選挙だっただけに大幅な得票減の実態は深刻です。
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