原田あきら：まだ痛みですか？消費税増税　自公民が明言

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まだ痛みですか？

消費税増税　自公民が明言

　自民党と民主党がフジテレビの報道番組で消費税を上げることをそろって明言しました。公明党はいつもどおり流れに流されて「やむをえない」とかたりました。

結局、増税でかたをつけるナスリツケ政治

　自民党の武部勤幹事長は二十八日のフジテレビ系番組「報道２００１」で、税制改革について、「社会保障には莫大（ばくだい）なお金がかかる。一方で歳出を削減し、一方で国民に協力を求める」と発言。司会者に「消費税を上げるということか」と問われ、「それはそうだ」と明言しました。
　一方、民主党の岡田克也代表は同番組で「私たちは年金の保険料は税方式に変えます。その分、消費税は３ポイント上げて、保険料を安くする」とのべ、「年金目的消費税」を導入すると発言。
　公明党は党本部で記者団に「必要があればやむを得ない」と容認する考えを示しました。
　今までの悪政のツケを増税でまかなうナスリツケ政治が二大政党制の実態であることがハッキリとしました。

史上最悪の政治時期ですよ

　この１５年間、私たちが払ってきた消費税の総額は１４８兆円、しかし同じ１５年間で、儲かっている企業が負担する法人３税の減収分が１４５兆円です。私たちが払ってきた消費税はまるまる企業の減税に使われてきたのです。


消費税とともに増税が危ぶまれているサラリーマン増税の影響

　大企業が史上最高の利益を上げているときに、国民は医療、介護、年金、教育などあらゆる分野で痛い目を合わされています。その上、“さらに世の中が悪くなってきたので、もうちょっと苦労をしてもらいます”と消費税増税とサラリーマン増税。儲かるのは大企業だけでその儲けは従業員には一切還元されないことも明らかになりました。むしろリストラを押し付ける有様です。いい加減しろっ！といいたいのは私一人ではないはずです。
　国民に痛みを押し付ければ押し付けるほど逆に経済が悪くなっていくというのがこの４年間の小泉政治の結果です。日本共産党と一緒に暮らしと平和を守る、そしてこの日本を守る一歩を歩もうではありませんか。

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