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原田あきら
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ものすごい被害…
悲嘆にくれながらもガンバル被災者。

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地域の方が私を撮ってメールで送ってくれた写真です。ここは杉並高校の横、天王橋のたもと付近でそれほど深くはありません。ここは床上が一軒出ました。
 汚水が迫り、我が家の玄関や窓を超えて入ってこようとする。
 恐怖が住民を支配します。「早くやんでくれ!」と祈るしかありませんでした。
 浸水中の写真は何人かの方が撮っていましたので、こちらの手に渡り次第掲載します。

東田中学校周辺は昨年も被害
「これは人災だよ」と被災者

 都市型水害ははっきりといいますが人災です。都市型水害とは周囲に降った雨が低い地域に下水を伝ってあふれ出す水害です。写真でもわかるように善福寺川が氾濫したから起きた水害ではありません。
 わかっていながら下水に流れ込む雨水の量を調整せずに宅地化ばかりを進めた行政の責任が追及される問題です。
 議会では災害後の復旧支援の問題と同時に、地下貯水槽の設置など水害に強いまちづくりの提案も行いたいと思っています。
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善福寺川。このもうちょっとあとに最大の水位に達し、川沿いは地面より20センチほど冠水しました。

水害の恐怖:泣き叫ぶ子どもたち
「私たちの生活どうなっちゃうんですか!」

 道が冠水すると、いよいよ下水はパンク状態も超え、各家庭のトイレの流しや風呂釜からボコリボコリと噴出します。床下収納は持ち上がり、そこから水がジワリジワリとでてきて床に広がっていきます。
 徐々に生活空間に迫る水を前に各家庭は電源がショート。停電します。暗闇の中、さらに不安をつのらせる住民。
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 壁に着いた線は水と一緒に運ばれたゴミ。水が到達したラインを示しています。
 写真は電源かメーターでしょうか。これに到達したところでショートしてしまいます。

 「私たちの生活どうなっちゃうんですか!」子どもたちは泣いているのか、怒っているのか顔をゆがめて私に叫びました。
 「懐中電灯がないんです」など、家の中からの様々な注文を受け水の中を私は走り回りました。 東田中周辺の被害は甚大で、数十世帯が床上浸水となりました。
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上流から流されてきたゴミの山。


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松ノ木一丁目の浸水現場。玄関の上を水が走った跡。くっきり残っていますね。
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