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日本共産党の水害対策申し入れの全文を掲載します
水害対策の申し入れ
4日夜、区内で時間降雨112ミリを記録するというかってない集中豪雨に見舞われました。水浸しの家具や衛生問題とともに身の危険など途方にくれている区民は少なくありません。今回の被害の特徴のひとつは、今まで水害がなく対策がとられていなかった地域を含め区内全域にわたったことです。
都市型水害は無秩序なまちづくりの産物であり、行政の責任で基本的に解決すべきことです。
日本共産党は水害対策で下記のことを申し入れます。
記
1.被災者の救援などについて
・東京都や他の自治体の応援も受け、消毒や清掃などを速やかにを行うこと。
・水にぬれ使用できなくなったカーペットなどの家具類や粗大ゴミを申し出があれば区が引き取り処分すること。
・被害を受けた事業者に対し、融資などの特別な措置をすること。
2.正確で迅速な情報の提供と体制の確立について
・防災無線なども活用し情報を被害地域に迅速に伝えること。
・警察、消防署、消防団との連携で適切に対応できるようにすること。
・職員の敏速な配備体制を確立すること。土日・休日なども被害住民の要求に応えられるようにすること。
・排水ポンプを増設し、地域の希望する地域には貸し出しをすること。
・交通規制が必要な箇所は予め警察などと協議し、速やかに対応できるようにすること。
・土のうの貸し出しなど緊急時には住民が自らの手で対応できるようにすること。
・墓地や工場など広い敷地からの排水対策を指導すること。
3. 抜本的な水害対策について
・東京都の下水道局と連携し、下水の調節池設置などを早急にすすめること。
・中野・弥生幹線工事の完成を急ぐよう東京都に申し入れること。
2005年9月5日
日本共産党杉並地区委員長 沢田 俊史
同 都議会議員 吉田 信夫
同 杉並区議団
杉並区長 山田 宏殿
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