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本日、決算特別委員会で意見開陳しました!
本会議場です。ちなみにこの写真は小学生区議会のを拝借してきました。手前が区長や理事者(幹部職員)側。向こうが議員席。向こうの上の席が傍聴席です。
初めての経験、はあー緊張しました。
「平成16年度一般会計歳入歳出決算書」という昨年度一年間の杉並区の財政がどうだったかを書いたものがあるんですが、決算特別委員会とは全議員が出席して区長や幹部職員に質問をする委員会です。議員は一年間街を歩いて見聞きした区政の実態をもとに質問を組み立て、総勢100人以上が見守るなか一問一答で区側と論戦。すごい緊張するんですよ。
本日はそうした審議の総決算!各会派の代表者が「意見開陳」といって決算書認定の賛否を表明するのです。場所は本会議場。
だいたい20分ぐらいの原稿に仕上げてのぞみました。昨日は夜中の二時まで書いていました。
柱は全部で5つ。
①区長の政治姿勢
②安全安心のまちづくり
③暴走する企業経営論
④歪んだ歴史観による教育介入と競争教育の推進
⑤区民参画なきまちづくり
以上です。
区民や職員への抜きがたい蔑視
詳しくは探検隊に載せた「意見開陳原稿」を見ていただきたいと思いますが、意見を貫いて山田区政の正体として指摘したいのは区民や職員への蔑視です。
区長は昨年度出版した著書『一言申し上げます』において、「改革」とは「本来は時間をおいて考えながら進めていければそれは理想でしょうが、時間をかけると、だんだんいろいろな理屈をつけた改革反対の抵抗勢力が生まれてくるものです…例外なく一気にということが改革の大事なコツ」と語っています。つまりゆっくりやるとああだこうだといってくるやつがいるから知恵をつける前にやってしまえということです。保育園の民間委託問題などで実態を知るにつけ、その問題性がわかってきて反対運動に加わる人が多くなる場合、この区民のことを「抵抗勢力」といってはばからないのです。
私はこんな、区民をばかにした話しはないと思います。住民参加のまちづくりを標榜しながら実は“つべこべ言わずにとにかく俺についてこい”みたいな政治手法。そんな政治手法では区民との共同による元気な区政はは絶対にできないってことを指摘しました。
一般会計決算の認定には反対、用地会計には賛成
高齢者福祉、子育て、教育、まちづくりなど、あらゆるところで区民との軋轢を招いている区長。区民の生活に根ざした政治が行えていません。よって日本共産党杉並区議団は16年度一般会計や介護保険会計、国民健康保険会計、老人保健医療会計の認定に反対、用地会計の認定に賛成しました。
9月議会自体の閉会は来週の火曜日、11日です。はあ~、六月議会から始まって都議会議員選挙、夏の総選挙、そしてこの9月議会。間には夏のキャンプと水害などいろんなことがありましたが、なんとか乗り切りました。
一般質問も水害被災地域の人が喜んでくれたし、意見開陳もいいたいこといえました。ちょっと満足の9月議会でした。そしてこの半年でした。
さっ!あさっては子ども会のキャンプだ。休んでられないぞー、出発!!
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