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逃げれるもんなんら逃げてみやがれ!

 ホリエモンが言った言葉で“これ以上負担を増やしたら企業なんて外国に逃げて行きますよ”という言葉があります。
 そのとき私は思いました「逃げれるもんなんら逃げてみやがれ!」。

日本の企業は実は社会的責任が軽い

 表は日本の企業と世界の企業の社会的負担の割合をわかりやすくしたグラフです。
 みてのとおり、日本は税金にしても社会保障にしても企業の負担が著しく軽いのです。日本共産党はこの異常な企業の社会的負担の軽減をせめてヨーロッパ並みに戻せといっているのです。
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負担軽減で逆に経営悪化の悪循環

 問題はこういう企業負担の軽減が日本経済の改善に寄与していないことです。
 大企業の減税を行うために消費税を増やしたり、年収数億円の人達の税金を減らしたり…。企業の負担を減らせば企業活動がよくなると竹中大臣あたりはいいますが、賃金は減らすし社会保障は細くなるしで国民は消費を減らし、企業活動にも支障が出ています。企業責任開放論が逆に経済を悪化させているんです。
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こんな社会があるの?

 大人でも夏休みが一ヶ月あるなど、同じに働いても日本よりも1・5倍の商品を買えるだけの給料がもらえる。夢のような話ですが、例えばドイツがそんな国です。北欧に行けばもっと国民が豊かな生活を保障された国があります。
 腹が立つのは、海外に進出した日本の大企業はその国にはしっかりとそうした社会的負担を支払っているということですね。
 他の国では負担できても自分の国では負担できませんといいはる財界や政府。これを許すとしたら日本人…お人よしにもほどがあります。
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