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「新しい歴史教科書をつくる会」に衝撃!

なんと会長や事務局など幹部がこぞって退任!!
 「つくる会」教科書採択に激震が走っています。なんと昨年9月の総会で確認された「つくる会」幹部がこぞって解任されたのです

誰がやめたって?

 2月27日に「つくる会」の理事会があり、そこで、八木会長、宮崎事務局長、藤岡副会長が辞任しました。
 実はすでに遠藤浩一、工藤美代子、福田逸副会長という人たちが、すでに西尾幹ニ氏と一緒に辞任しています。ですから、なんと昨年9月の総会で確認された、名誉会長、会長、副会長、事務局長の全員が辞任したことになったのです。

何があった?

 辞任ではありますが、実態をみると事実上の解任ともとれる状況です。
 新しく会長となった種子島氏によると、まず宮崎事務局長については、「事務局長としての資質と会の運営を混乱させた責任を問」われたとのこと。
 八木会長については、「この間の会運営について指導力を欠き、事態を混乱させた責任が問われ、辞任が決定」したそうです。
 さらに続けて「八木会長は、昨年12月、事務局員数名と中国を訪問し、知識人と歴史認識について討論しましたが、その旅行についての軽率さが批判されました」とのこと。
 藤岡副会長については「執行部の一員としての責任を問う形で辞任が求められ」た、ということです。

採択率の話はなかったようですが

 いろいろな退陣の理由がとりざたされているようですが、なんといってもやはり最大の原因は「つくる会」教科書の採択率ではないでしょうか。
 自民党の力強いバックアップを受けて「つくる会」は当初、採択率を10%と見込んでいました。ところがふたを開けてみれば国民の良識によって採択率は0.39%…はっきりいって普通の会社であれば即つぶれます。
 その責任問題のあらわれが今回の内紛劇ではないでしょうか。

採択をした杉並区の態度は

 国民の良識が働かなかったのが杉並区です。というより区長が良識を持ち合わせていなかったのでしょう。
 こうした内紛劇を社会に披露してしまった「つくる会」。その教科書を強引に採択に持ち込んだ区長の行為は二重三重に失政を重ねるものとなりました。区民や父母の追及のしどころです。
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