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小泉首相のオペラ鑑賞
大ブーイングが起きていたんですって
テレビでよく報道される小泉首相のオペラ鑑賞。４月３日夜は荒川静香選手とサントリーホールにでかけ大きく報道されましたが…
江川紹子さんはみていた
この日、ジャーナリストの江川紹子さんもサントリーホールへ出かけていました。ものものしいＳＰの配置に江川さんが、誰が来るのかと聞いていたところ、あらわれたのは首相でした。
しかもなんとあの５輪金メダルの荒川静香選手と一緒にあらわれたのです。するとどうでしょう、そこで大ブーイングがおきたっていうんです。
江川さんはＨＰ（江川紹子ジャーナル「Museたちの部屋」）で「いやはや、すごいブーイングの嵐でした。これまで音楽会やオペラで、こんな激しく長いブーイングは、聞いたことがありません。」と様子を伝えています。
その“あざとさ”
江川さんも語っていますが、まさにその“あざとさ”に辟易します。
荒川さんだけなら拍手の渦が、その人気を利用する小泉首相のあさましさに音楽ファンからは“みたくないものみせやがって”とばかりにブーイングが沸き起こる。
私の大好きな大相撲でも、貴乃花の優勝に際して駆けつけた小泉首相が“株を上げる”現象がおきたことがありました。小泉首相のパフォーマンスでもっとも有名なひとコマです。
当時、ものすごい歓声だったのを今でも耳に覚えていますが、その後の政治をよく知っている国民はもうだまされない…それを示したのがこの日のオペラ前の出来事でした。
そのブーイングはこの人たちにも…
しかし、そのとき起こったブーイングはこの人たちにも向けましょう。
次の日、マスコミは新聞・テレビでこの日のオペラ鑑賞をよく報道しました。しかし、ブーイングが起きていたことなど一切報道されていませんでした…。
ちなみに演目はもちろん「トゥーランドット」（荒川選手が五輪ですべったときの曲）。最後は「ブラヴォー」で終わったそうです。
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