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天下り問題
TBS系で共産党指摘もとに議論
佐々木議員が出演
日本共産党の佐々木憲昭衆院議員が22日早朝、TBS系の報道番組「みのもんたのサタデーずばッと」に出演。省庁幹部の天下り問題などで各党代表と討論しました。
みのさんもびっくり
冒頭、司会のみのもんた氏は、天下り先になっている公益法人に年間五・五兆円もの補助金が出されていることを挙げ、「とんでもない、許せない、びっくりした」として一枚のチャート図を掲げました。
ここには、「国会で共産党が指摘」として、委託金・補助金一億一千万円を受け取り、五人が天下りした公益法人から、自民党の政治資金団体である「国民政治協会」に一億六千四百万円の献金が流れている事実が示されていました。
追求したのは佐々木議員でした
実際、この問題を国会で追及した佐々木氏は、日本電機工業会、日本鉄鋼連盟、日本自動車工業会の三団体が五年間で国から十五億円の補助金などを受けながら、国民政治協会に九億円を献金している、と指摘。「違法行為だが実際はいろいろな抜け道がつくられている」と述べました。
また、「天下りは個々の役人の問題ではなく、組織的にやっていることが問題だ。利権があるところに天下り、癒着している」と強調しました。
自民党平沢勝栄議員、天下りを弁護
佐々木氏の指摘に対して、「第二官庁をつくっているようなものだ」(政治評論家の岩見隆夫氏)、「政官業癒着の税金無駄遣いを政治が認めているということだ」(社民党・福島瑞穂党首)などの声が相次ぎました。
自民党の平沢勝栄衆院議員は「役所では五十二、三歳で肩たたきが始まるので、再就職先をあっせんしないといけない」と弁明しました。
佐々木氏は議員側の当然の構えとして、政治腐敗の諸悪の根源となっている政治献金について「受け取らないと宣言すべきだ」と批判しました。
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