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日銀がとうとうゼロ金利政策を解除

 いい加減にしろ!という国民の声が上がってもいい日本の政治の変なものの一つがゼロ金利政策です。
 日本銀行・政策委員会は、本日の金融政策決定会合で、いわゆるゼロ金利政策の解除を決定しましたが、世界でも例のない異常な超低金利政策の解除は当然です。

利子ドロボウの被害は300兆円

 ゼロ金利を含む超低金利政策のもとで、国民は三百兆円を超える利子所得を吸い上げられました。
 日本が低金利にすることで日本に流れそうな資金をアメリカに流入するよう促すという、なんとも卑屈な政策がこのゼロ金利の正体です。

需要がないのに市場への資金投入?

 また他方で、この間に日銀が供給した莫大な資金は、中小企業などへの貸し出しではなく、株や不動産投機といったマネーゲームにまわり、金融と経済のゆがみを広げています。
 日銀がいくら莫大な資金を供給しても、肝心の民間需要が温まらない限り経済の現場に資金はまわらないのは当たり前のことです。
 日本経済の本格的回復のためには、ゼロ金利の解除だけでは足りません。連続する負担増で家計を痛めつけ、民間需要を冷えこませる小泉「構造改革」路線の転換が必要です。

さて、忘れてならないのは…

 福井俊彦日銀総裁自身が、こうしたマネーゲームで「ぬれ手であわ」のぼろもうけをしていたことが判明しました。
 国民の七割が総裁の辞任を求めており、日銀の公正性と中立性に対する国民の信頼は著しく傷つけられています。
 同時に、このマネーゲームには、オリックスの宮内義彦会長など小泉政治の中枢にいる人物が深く関与していたことも明らかになりました。
 日本共産党は福井氏の辞任を求めるとともに、今後ともこの犯罪的行為の全容解明に力をつくします。
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