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儲かるやつは決められている！？
村上ファンドの共同事業者って知ってますか。
村上代表って、彼を嫌いな人も多いけど力は認めるって人も多いんですよね。
村上代表の才覚と努力によって、ゼロからあそこまで大きなファンドを作り上げたという話がマスコミなどで宣伝されたからでしょうか。いわばサクセスストーリーですよね。
何のことはない出来レース
しかし、この間の舞台裏の暴露でそうした話がまったくの作り話であることがわかってきました。
村上代表の共同事業者をご存知でしょうか。それが何を隠そうオリックス。
なんといきなり２００億円の出資をしており、その会長の宮内義彦氏は“村上ファンドのうみの親”と言われています。
しかもその宮内会長は小泉改革の中枢機関となっている規制改革・民間開放推進会議の議長を長年務めています。
つまり、村上ファンドやライブドアが錬金術として利用した「規制緩和」を行ってきた張本人なんです。
錬金術と２００億の出資金…
勝つべくして勝っているんです
株取引は本来、企業の資金集めとして経営拡大のチャンスを広げる目的をもっています。ところが小泉改革が進めてきた「規制緩和」は、株取引を単なるギャンブルに変えてしまいました。
そして宮内会長など規制緩和を訴える人たちは、一部の人しか知りえないような情報と犯罪まがいの手法で錬金術を編み出し、２００億の出資金と一緒に村上ファンドに与えたのです。
国家レベルのインサイダー
ゼロからのスタートどころじゃありません。財界の一角を占めるオリックスとズブズブの関係にあった村上氏。
そりゃ成功するに決まってるんです。
国民には一見、市場原理に基づく自由競争のように見せておいて、その実、最初から儲かることの決められている出来レースだった…。
国家レベルのインサイダー取引だと指摘せざるをえません。
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