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石原都知事はホテル代５４万円返しなさい！
東京地裁が東京都に返還請求命令
石原慎太郎知事が海外出張したとき高級ホテルに泊まり、出張費の増額分を都から受け取っていた問題…
東京都の住民が都を相手に、知事らに対し増額分を返還請求するよう求めた訴状で、
６月１６日東京地裁で返還請求命令を下しました。
なんと一泊２６万円！！
石原知事は２００１年９月、講演依頼を受けてアメリカへ出張。秘書だけでなく夫人まで連れていきました。
そこでワシントンのホテルで一泊２６万３千円の部屋に夫人と宿泊。秘書は同じホテルの一泊９万７千７百円の部屋。いずれもなんと五泊です…！
都の条例規定の宿泊料は知事が一泊４万２百円。秘書は一泊２万５千７百円です。これを超えるときは事前に人事委員会というところと協議することになっています。しかし知事はそうした協議を行わず勝手に高額ホテルに泊まり、事後に税金から引き出していたのでした。最低です。
ガラパゴスにも豪華クルーザーで…？
この裁判で原告側はもう一つの知事の海外出張について返還請求していました。これはすごいですよ。
知事は２００１年６月のガラパゴス諸島（エクアドル）になんと“海外出張”。豪華クルーザーで夫人も連れ、１０００万円の旅費を投じていました。
いったい何しにいったんでしょうか。環境問題の調査とかかな？こういう金銭感覚だったり、政治理念の人が東京都の政治を負っているんですね。
ちなみにこの判決は、提訴の前提となる住民監査請求が遅かったとして訴えは退けられています。…ちっ。
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