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明日は8月15日、終戦記念日です。
 

靖国問題を考える

 小泉首相がいつ靖国神社に参拝するかしないか…何時何分に参拝するか。くだらないことに公共の電波が使われています。
 私、この数年はこの次期いつも思うんですが、小泉首相が何時何分に参拝するかばっかり流れて、肝心の靖国神社って何?って話が本当に語られないなあと思うんです。

実は歴史の浅い神社

 靖国神社ってのは実は歴史が浅いというのを知っているでしょうか。
 できたのは1869(明治2)年、「東京招魂社」という名前で戊辰戦争の戦死者を弔うとして創建されました。そして10年後の1879年には「靖国神社」と改称されます。
 たかだか130年ほどしか歴史がないんです。何だか天皇と一緒に1000年ぐらいの歴史がありそうに見せてますが…。

生まれも育ちも軍事施設として

 つくったのは明治政府。国民の税金をつかってつくられた神社なんです。
 さらに運営形態も驚き…戦前戦中、靖国神社を管理運営したのは神社行政を総括した内務省ではありませんでした。
 なんと陸軍省および海軍省によって共同管理されていたんです。明確な軍事施設だったんですね。もちろん維持費も税金です。

マスコミはもうちょっとがんばれ

 何度もいいますが、小泉首相が何時何分に参拝したなんてことは本当にどうでもいいことです。 マスコミはせめて靖国神社の基本情報ぐらい国民に知らせる努力をしたらどうでしょうか。
 まあたしかに最近、“富田メモ”の発見(天皇が参拝しなくなったのはA級戦犯を合祀したからとする側近のメモ)を日本経済新聞が報道したとき、つくる会教科書を支援するような輩から火炎瓶投げられてましたけど。
 やっぱりそういう“靖国派”の暴力には屈しないでほしいものです。もうちょっとがんばれ日本のマスコミ!!
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