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オリンピック国内候補地決定!
経済効果1兆3千億円、計画7兆円?
「次は世界と勝負だ!」なんていわれるとその気になっちゃいそうですが、立ち止まって考えないと…
「コンパクト」におさまってないのでは?
テレビに出ていた経済ジャーナリストはオリンピックの経済効果を1兆3千億円といっていました。
しかし、石原都知事のオリンピック計画には高速道路建設なども入ります。築地の大改造なども訴えていますから、それらを含めると総工費7兆円。費用が効果に比べコンパクトに納まっていません。
都民の持ち出しは少ないはウソ!
来年から1千億円の積み立て開始…
都知事やマスコミはしきりに“国のバックアップで都民の持ち出しは少ない”といった宣伝をしていますが、とんでもありません。
たとえば来年から都民はオリンピックの積み立て基金をさせられます。その額年間1千億円です。
1千億あったら何ができる?
1千億あったら例えば中学生までの子どもの医療費を無料にしちゃって、さらに寝たきりのお父さんやお母さんがいる家庭に毎月5万円の支給をおこなっちゃって200億円。
障害者自立支援法案で1割負担が大問題となっていますが、これを「都民は負担ゼロにします!」なーんて大盤振る舞いをして30億円。
都内全域で30人学級を実現して100億円。
合わせて330億円。1千億円の3分の1にも満たないんですよ!!!
10年払って1兆円…残りは?
しかしよく考えてください。この積立金オリンピックまで10年払って1兆円なんです。
でも石原オリンピックの総工費は7兆円です。残りが6兆円もあるんです。
6兆円は10年やそこらで払えるものじゃあありません。20年にわたってこのオリンピックのつけを支払うことになっちゃったりはしませんか。
そりゃあ私だってこの目でオリンピックみてみたいですよ。しかし子どもやお年寄り、障害者の犠牲の上に成り立つオリンピックなんて私は毛頭みたくありません。
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