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はあ…? 非常勤の校長先生ですって!?
仰天!教育改革特区の実態
杉並区が校長先生を非常勤のパートタイムにすることを文科省に提案していたことがわかりました。
本当に品のない表現になりますが、頭おかしいんじゃないでしょうか。区長…。
特区ってなに?
特区とは小泉政権の目玉的施策「構造改革特区構想」のこと。
このうち教育についての特区とは「地域の特性に応じた規制の特例措置を設け、地域が自発性を持って構造改革を進めることにより、我が国の経済と地域の活性化を図るもの」(文科省)だとのこと。
まあ要するに、とりあえず「規制」を取っ払って新しい教育施策をやっちゃおう!という制度。自治体はこの制度に対し“こんな規制緩和どうですか?”って提案を行っていくわけです。
今度の特区提案は極めツケ!
杉並区はこれまで何度もこの教育特区に提案をしてきて失敗に終わってきています。突拍子もない提案が多かったわけですが、今回のは極めツケ。
ひとつは非常勤校長の設置。
区のお金を使ってパートタイムの校長を雇うんですって!文科省からも「不可」との回答を得ていますが、提案しただけで最悪です。みなさんはこんな提案をした区や区長の教育施策を信頼していけますか?
校長の兼業を許す?
もうひとつが校長の兼業兼職の規制緩和。
いま区は民間人校長を雇っていますが(和田中)、もちろん仕事をやめた人にやってもらってます。今回の区の提案は仕事を続けている民間人を校長にするというもの。
完全に教育をなめてますね。片手間でできる仕事ですかっての。
本当に想像力足りないなあって思うんですが、パート校長にしても兼職校長にしても、もし事件が学校であったときどうするんでしょうか。
そのとき校長は言うんでしょうね。
「私はそのとき自分の会社で仕事をしていました」…なんて。
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