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「いざなぎ景気をこえた」論のウソ

 区議会も終わって地域の相談にのなるなどの活動をしていますが…。
 いったいどこに好景気の様子を伺えるところがあるでしょうか。商店街でも家々の暮らしでも苦しい状況をおききするばかりです。

それもそのはず

 それもそのはずで、実は「戦後最長の好景気」なんてウソなんです。景気指標の右上がりが戦後最長には違いなんですが、実はその上げ幅がいざなぎ景気とはまったく及ぶことのない低いものなのです。
 いざなぎ景気とは1965年から1970年にかけて5年近く続いた好景気のことですが、今回の“景気回復”はこの長期連続の景気向上記録は塗り替えるものの、上げ幅ではとてもじゃありませんが及ぶものではないのです。
 グラフにすれば一目瞭然になるんでしょうが、いざなぎ景気の折れ線グラフが右上がりに吹っ飛ぶように上がっていてもおそらく今回の景気のほうは上がってるんだかわからないほど横ばい状態のグラフになります…。

しかも最悪の状態で横ばい…

 しかもいざなぎ景気のほうは景気回復の連続記録が終わっても元の状態にまで戻ったりしませんでしたから、総じて経済を発展させています。
 けれども今回の“景気回復”は経済を停滞させたまま、その状況からほぼ横ばいにしていますから「好景気」といいながら庶民の暮らしは苦しさが先にたつわけです。
 ですから「戦後最長の好景気」という言葉の、どんなに解釈を駆使してもどうしてもウソになってしまう部分は「好」の部分ですね。
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