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ちょっと行き過ぎでは?
誘致補助の実態
企業を誘致すれば地域に見返りがある。そのために税金出動を。これが誘致補助です。
この誘致補助が全国で横行しています。
補助金169億円!?
このあいだ日産自動車が神奈川県に本社・工場、研究所を移しました。すると驚いたことにこの一社に出された誘致補助金の額が169億円。
県の誘致補助金と市からの誘致補助金の総額です。現金と減税によって支払われます。
一社に50億円以上の補助金
全国で43道府県が補助金制度をつくっています。
補助金の限度額が10億円以上が15県。50億円が5県あります。さらに減税制度なども含めて莫大な補助額となるわけです。
「誘致」といっていますがここまでくると形を変えた単なる大企業向けのインフラ整備です。
こうした財界のやりたい放題に言いなりとなって手を貸す自民と民主。二大政党が聞いてあきれます。
杉並でも?
上井草運動場
杉並ではどうでしょう?
誘致補助などはないものの、区民の税金で建てた施設を民間委託、大学との提携などといって平気で企業・団体に明け渡したりしています。
区内最大の運動施設、上井草スポーツセンターはフィットネス事業を展開している「ティップネス」が早稲田クラブと共同という形で受託しています。
区施設なのに会員制を始めるなど、企業経営に区施設が明け渡されているといって過言ではない状況。区民の税金や施設を狙うこうした動きをとめなければなりません。
野球場。テニスコートもサッカー場も何でもあります。
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