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「救急車の有料化いいじゃん」

 ああ、これが自民党の議員さんの感覚か。
 先週、南阿佐ヶ谷で演説をしていたときの話。

ここまで削るか…

 「何が贅沢かといえばそれは福祉だ」といった石原都知事。
 今度は救急車の有料化です。有料化すれば無補助なら一回の搬送で4万円ほどします。
 すでに病院から病院への搬送は東京都で民間搬送業者によって有料で行われており、一回6千円から一万円。ひどい例だと結核患者の搬送で10万円を請求された事例も…。

自民党の女性議員

 私は「自分は海外に税金旅行しておいて救急車は有料化ですか?」といって演説していました。みんな「そんなかかるんだあ」「それはひどい」といっていく人もいましたが、ひとり逆の方がいました。
 高円寺の松浦議員。最近、無所属から自民党に任期中の鞍替えを行いましたが、彼女が「救急車の有料化いいじゃん」とわざわざいって信号を渡っていったんです。

知らないんですか?
軽症者の搬送は全体の6%だけですよ

 こういうことを言う人の理由はわかっています。
 昨今、“軽症なのにタクシー代わりに救急車を呼ぶ人が増えていて重傷者の搬送がおぼつかなくなっている”という話があるんです。
 それが本当なら私も「有料化やむなしか…」ってつい言いたくなりますが、認識に誤りがあります。
 軽症者の救急車による搬送は全体のたった6%で、91・3%以上が軽症ではない「中等症・重症」患者といわれています。
 福祉予算削減勢力の詭弁に踊らされているのか、それとも、それでも有料化してしまえという確信犯なのか…。いずれにしても自民党の議員さんの政治感覚をよくあらわしています。
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