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Who is 浅野史郎? 

宮城県での“実績”

 また「革新のリーダー」だとか「よりまし」のおでまし。聞き飽きましたね。
 宮城県の日本共産党はこれまで浅野県政を「政治の中身は自民党より自民党型」ときびしく批判してきました。それは浅野県政が巨大開発を推進し、福祉切り捨てではそれまで以上に冷酷さが際立った内容を持っていたからです。

船の来ない巨大港

 浅野氏の有名な大型公共事業といえば「石巻港の整備事業」です。
 4300メートルもの巨大防波堤をつくるんですが1mつくるのに3200万円。12のふとうをつくるんですが、総事業費は3190億円と宮城県の予算からすれば莫大です。
 ところが船が来ない。98年は3隻、99年は9隻、2000年は2隻、2001年は0隻…。
 2002年は突如93隻がくるんですが、県議団が利用状況の資料を取り寄せてみたら、この93隻のうち83隻は、港の埋め立て工事のための船だった…笑い話にもなりません。
 ともかくも、立派な港をつくった理由だったはずの4万トンクラスの船については、98年の利用開始以来、ただの一隻も入港していないんです。

利用のない線路を作り
22万人利用の線路の補助金を削る

 仙台空港とJR名取駅とを結ぶアクセス鉄道というのも無謀な計画です。総投資額は1200億円以上です。
 この計画だと仙台空港の利用客数は1・5倍になると見込まれています。
 しかし実際はそんなことありえない…。空港利用客だけではアクセス鉄道の採算があわないので、地域の利用者が3800人生まれるという見込みをやっています。
 しかし調べてみたら、予定沿線の人口は300人しかいない。人口がどうして3年間で13倍になるんでしょうか。いい加減にしろ。
 その一方では22万5千人が利用しているくりはら田園鉄道への年間3800万円の補助金をカットしているんです。堤防の1mぶんぐらいです。

こういうのを「逆立ち政治」という。

 沿線の栗駒町長さんは2002年6月議会での所信表明のなかで、“岩ケ崎高校や鶯沢工業高校に通学する生徒さんなど、「くりでん」が地元の人びとの足として重要な役割を果たしている”と訴えて、存続を求めました。
 使われる見通しのない鉄道に巨額なお金をあて、現に使われている住民にとってなくてはならない鉄道を断ち切る。こういうのを「逆立ち」政治というほかないのではないでしょうか。
 石原さんにとって代われる人物かどうか…「市民団体」の方はあらためて考え直さなくてはなるまい。
(つづく)
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