原田あきら：感動の渦！東田中卒業式の風景

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感動の渦！

東田中卒業式の風景

　昨日は我が母校、東田中の卒業式がありました。これが毎年感動的なんです。
　まず、出だしの校歌がすごい！
　あんなに校歌を上手く歌う中学校ってあるでしょうか…って思うぐらいすごいんです。今年はとくに女子の声に驚かされました。

君が代の場面で…

　素晴らしい校歌の前には君が代斉唱があります。そうしたら成田が地元の民主党の都議会議員も来ていたんですが彼が言うんです。
　「ボクは原田くんにすわってほしいなあ」って。
　これは何を意味しているかというと、君が代斉唱のときに抗議の意としてみんなが立っているときに座れという意味です。
　自分は君が代歌ってんですよ。で、なんで私には「座ってほしい」なんていうのか…いったい何を言ってるのかという感じなので「相変わらずいやらしい性格ですね」っていっちゃいました。
　ですので君が代に続く校歌は彼にあてつけるかのごとく、思いっきり大きな声をだしてソラで歌ってやりました。君が代で愛国心がどうのこうの言う前に、来賓として出席している学校の校歌をまずは愛してほしいもんです。

“第二部”の感動

　ここの卒業式には私がいうに“第二部”があります。
　卒業生と在校生が自分たちの言葉で語った「送る言葉」をかけあい、３年間の思い出を共有するものです。
　威厳ある三年生、それをたたえる二年生。一年生は上級生の大人っぷりにあこがれます。
　合い間合い間におこなわれる合唱はこちらも胸がぐっときます。普通やらされてる感じでなあなあでやっちゃったりしません？違うんですよね。歌も心がこもってるんです。

学校行事への熱がすごい！

　学校選択自由制の中、規模の縮小を余儀なくされてきた東田中。しかし、その教育実践は素晴らしいものがあります。
　今の東田中はとにかく学校行事が盛り上がります。
　運動会も盛り上がりますが特に合唱コンクールがすごい。
　いつもは予算特別委員会が入っていけないのですが、今年はいけたのでみてきました。

　すごいですよね、なにかのコンサートみたい。こんなに熱狂する合唱コンありますか。

　各クラスの発表以外に有志の合唱あり、ＰＴＡや先生の合唱があったり、面白い。
　先生が出てくると担任の先生の名前をどっちが大きく呼ぶか合戦。子どもと教師の仲もとてもいいんです。

　先生の「送る言葉」にみんなで手を左右に振って応えます。
いいでしょ、こんな学校。

　最後は講評までありました。国立音楽大学の先生がやってくれます。ホ、ホンカクテキ…。

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