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松岡農水相の自殺について
現職の閣僚が自殺するという大変な事件が発生しました。私の思うところを述べます。
本当に痛ましい事件です。
強烈なプレッシャー
農林水産業界からは“絶対口を割るな”という強烈なプレッシャー。
安倍首相からは“絶対閣僚を退くな…非を認めるな”というプレッシャー。
その重みはいかばかりであったか…そのもとで自ら命を絶たねばならなかった松岡農水相。
まずはご冥福をお祈りするものであります。
人の命が道具として使われる
不正を隠すために命が使われました。人の命が金よりも劣る社会…この日本の社会や経済がどれほどまでに腐敗を根深くしているか、見たような思いでいっぱいです。
事件の真相まで葬るわけにはいかない
しかし、この死をもって全ての事件の真相を闇に葬るわけにはいきません。
松岡氏が手を染めてきた税金を食い物にした不正腐敗は、全国で、あらゆる分野ではびこり、そのツケはすべて庶民に回されています。
暮らしを削られた日本国民はいま、3日に1人の餓死者、年3万人の自殺者というそれこそ痛ましい実態を押し付けられているのです。
安倍首相は説明責任を果たせ
現職の閣僚が自殺するなど日本の憲政史上初めてのこと…
その事件の背景や原因を明らかにし、国民に説明することこそ内閣総理大臣の責務です。まちがっても“本人が亡くなったのでわかりません”と松岡氏の死を利用するような政治を国民には見せないでほしい。
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