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自衛隊が税金使って
イラク戦争反対運動を監視

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 自衛隊はいったい何やってるんでしょうかね。
 日本人の税金使ってアメリカのイラク占領のお手伝いをするだけでなく、これに反対する人の監視活動まで行っていました。

「情報保全隊」

 “そりゃひどい”こんな声が一気にあがりました。
 志位和夫日本共産党委員長が記者会見で発表したのは、自衛隊の情報保全隊なる組織が、イラク戦争反対を訴える市民を全国的に監視していたという事実でした。

山田洋二監督も!?

 志位委員長が示した保全隊の内部文書は、自衛隊イラク派兵反対の運動など、個人や団体による幅広い運動の情報で、いずれの文書も多数の個人を実名で記載。デモや集会の写真を掲載した文書もありました。
 なかには山田洋二監督の記述も…これは山田洋二監督の「幸せの黄色いハンカチ」になぞらって北海道の自衛隊基地の周辺住民が黄色いハンカチをとりつけたことに山田洋二監督がいわゆる“遺憾の意”を表明したため…。こんなことまで監視対象にしていたんです。
 世が世なら山田洋二監督もこの発言で捕まっていたってことですね。

憲法にも自衛隊法にも違反

 自衛隊による国民監視は憲法二一条が保障する集会、結社および言論、出版などの表現の自由を根底から脅かす行為です。
 個人名の記載や集会参加者の写真撮影は憲法一三条が保障するプライバシーの権利の侵害。
 志位委員長はこうした活動が「日本国憲法を蹂躙(じゅうりん)した違憲の活動であるとともに、自衛隊法にも根拠をもたない違法な活動」だと批判しました。まさにそのとおり!!
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