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久間防衛大臣の「原爆発言」の次は

核武装論者 小池百合子議員

 いったいどうなっちゃってんでしょうね、この内閣は。
 今年の原水爆禁止世界大会の開催地は長崎です。その長崎出身大臣が原爆投下は「しょうがない」発言。そのあとがまもひと癖ある人ですよ。

日本から非核の訴えをしなきゃならないときに

 世界にはまだまだ核兵器を“平和の兵器”と思っている国が少なくありません。
 “もっているだけで攻められることがなくなる”と…
 実際は恐怖が恐怖を呼び争いがおき、持ってるだけで人が死んでいく悪魔の兵器です。
 まだ戦火の絶えない中東やアフリカなどの国々、北朝鮮などの子どもたちは核兵器の恐ろしさを知ることなく、この神話にとりつかれています。

核保有国にも広がる非核の声

 こんなときだからこそ、広島や長崎の実態を写真、手記、証言によって全世界に伝えなければならない。
 今年の夏の原水禁大会は重要度を増してきました。原水禁大会の力によっていま核保有国で、とくに若い人の間で核廃絶の声が高まっています。
 引き続き日本から「ノーモアヒロシマ・ノーモアナガサキ」の声を届けましょう!

えっ、小池さんですか…

 さて、そんなことを感じながら久間防衛大臣のあとがまについたのはとみてみると小池百合子氏。
 実はこの小池氏、ちょっとまえに新聞社のアンケートに答えて核武装について「国際情勢によっては検討すべきだ」と答えていた人です。
 ちなみに改憲右翼団体「日本会議国会議員懇談会」の副幹事長を務めた人でもあります。憲法変えて、核武装して、「アメリカと片を並べて」とかいっちゃって…こんな人が防衛大臣とは。
 まあでも「しょうがない」の一言で大臣の首が飛んでしまうんですから、この国民が持つ平和への高い知識と意識はたいしたものです。
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