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初海外!!平和と友好の韓国ツアー 21
許しこそすれ忘れること勿れ
さて、謝罪委員会の現地から来訪者があったと聞いたのか…
教会の神父さんがやってきて普段は開放していない教会の中を見せてくれるといいました。
私達がさっきまでいたのは記念館で教会に隣接して建てられています。普段はこうした来館者に中を見せてはくれないのですが、特別の配慮として入れてくれました。
ありがとう謝罪委員会のみなさん。おかげでいい経験をさせてもらえました。
なかは素晴らしいつくり。この一帯はキリスト教の影響が大きかった地域で、その信者らが中心となって日本の植民地支配に対する独立運動を高めていました。
それが弾圧の対象となったのです。
神父さんはこんど日本にきて講演する機会があるそうです。このときも話してくださいましたが、心に響くものでした。
それは記念館の最後の展示にもこめられた言葉でした。
「許しこそすれ忘れるなかれ」
キリスト教の真髄が表れたような言葉です。あれだけの被害を受け、今もその惨状を眼に焼き付けている住民がいるこの町で、「許し」をうたい、しかし新しい歴史を共に作っていくためにこそその歴史を忘れはしない…。
「日本は美しかった!」と叫び続ける靖国派。自民党にも民主党にもいます。反日教育が行なわれていると被害者意識を振りまいていますが、韓国国民の「許しこそすれ忘れることなかれ」の言葉にぜひとも耳を傾けてもらいたいものです。
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