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あたりまえですが首相の

 パール判事訪問に批判相次ぐ

 本当に空気が読めない人ですよね、安倍首相って…
 自公政権が負けたのは逆風三点セット(消えた年金、事務所費疑惑、閣僚の暴言)だけではなく、むしろそれはきっかけで、安倍首相の極右的な性格への不安感や庶民増税(それと抱き合わせの大企業支援)こそが全国民の意識に沈殿していたことが原因だとなぜわからないのか。
 せっかく靖国参拝しなかったのに、批判が起きるとすぐこれです。どうしてもチグハグ感をいなめません。

各国から反応

 さて、もちろんパール本人ではなく、その息子に会いに行ったわけですが、この行動には各国から批判の声が上がっています。
 中国各紙や韓国などからの厳しい論調はもちろんですが、イギリスのフィナンシャル・タイムズでも「アジアの批判を無視したもの」とし、「右翼へのジェスチャー」「靖国神社参拝の代替」とズバリ言われちゃってます。

最悪…「大アジア」構想

 首相が言う「大アジア」構想。日本、アメリカ、インド、オーストラリアの協調関係をつくるものですが、日本が中国に対抗するための外交戦略(「包囲網」か?)といわれています。
 シンガポールの総合早報では「中国を排除した“大アジアの仲間”だけの組織をつくろうとしている」とかかれました。
 「大アジア」をいいながらアメリカとかオーストラリアとか…。“大アジアの仲間”と揶揄されるわけです。
 彼のおかげで日本はどんどんと「困ったちゃん」にさせられています。

パール判事の息子は
映画『プライド』に怒り

 ところでパール判事の息子さんは安倍首相にどう対応したんでしょうか。
 この息子さんですが、かつて右翼と東映がつくった映画『プライド』でパール判事が日本右翼の主張する「日本無罪論」に利用されているのをきいて怒っているとインドの「インディアン・エクスプレス」という新聞に書かれていたそうです。

パールは「日本に戦争責任なし」
といったのか?

 そもそもパール判事は日本の戦争責任はないといっていません。裁き方に問題性を指摘しただけであって日本の犯罪については厳しく非難しているといわれています。
 安倍首相のこのスケスケの外交がインドではどう映るのか。
 ちなみに安倍首相は「パール判事を多くの日本人は尊敬している」と語っています。と報道したのはマレーシアの新聞でした…。
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