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原水爆禁止世界大会IN長崎③
佐世保調査隊に参加
いつの話かって感じですが、原水禁大会の報告を続けます。
一日目の終わりは世界青年の集い。各国から活動の先頭に立っている方々が参加していました。
アメリカからは20代前半の女性が参加(写真では左から三番目、ブロンドの女性)。この方は母親が原発の設計者でしたか、とにかく原発に関る人で、原発の存在が生活に関るという環境にいました。
しかし、自分で学んでいくうちに核の恐ろしさに気づき、核廃絶の運動に関る結果になったとのことでした。
被害の歴史を乗り越えて
印象に残ったのは中国から参加した青年男性。
日本に侵略され、むごい仕打ちを受けた中国にとって原爆とはまさに「正義の一発」とされています。昨今の日本の政治家らによる戦前美化の行動を見て、世界大会に参加するまで日本人には悪い人が多いと考えていたその青年…しかし原爆の実態を知り、自国の苦難から生まれた「正義の一発」という歴史認識を勇気を持って退けました。
原爆をなくそうと訴える日本人はみな、過去の日本の戦争にも真摯に向き合いその清算も求めていると知り、日本が好きになったといいます。
夜はホテルで感想交流会。他地域からも参加者が加わって、杉並代表団は二十数名で晩酌をしましたとさ…。
さっ、二日目は各テーマに分かれての学習の日。
私は佐世保基地調査隊に参加しました。これはすごかったです。
この二人が同じ分科会に参加した杉並のメンバーです。なんか若いというか、黒装束の人もいて怖いです。
さて、これからバスに乗り込み、フェリーの船着場に向かいます。さっ、チケットチケット…あれ、チケットはどこかな…あれ?
杉並代表団副団長、チケットを忘れ四人が最後尾に着くことになり、30分のロス。すいませんでした。
さっきの黒装束の子とかが「気にしないで下さいよ」って慰めてくれました。
一時間ほどでしたか、バスに揺られて佐世保港を見渡せる山の上の展望台に着ました。
ガイドさんの周りに人だかりができて展望台から見渡します。日本最大級の軍港、佐世保を。
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