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今度は小沢氏が辞任表明

 小沢民主党代表が辞任しました。またしてもブーメラン現象ですよね。
 安倍首相がやめていよいよ民主党が優勢とばかりに押せ押せだったのが、今度は小沢氏が辞任。民主党って自民党がこけると必ず後になって自分たちもこけてきましたけど(ブーメラン現象)、私いわく「辞任テロ」まで跳ね返ってくるとは…。

連立構想…本気だったんだ…

 記者会見で小沢氏は“これこれこういう理由で連立もありえると思った”みたいに語ったわけですが、いったいどんな理由だと参院選であれだけ闘った自民と民主が連立できるんだといいたい。
 聞けば自衛隊の海外派遣における国連決議の有無、それと新テロ特措法の成立にたいする自民党の態度軟化が連立の条件を整えたんですと…。
こんな強引な論理で連立の可能性を語るなんて…本気で連立したかったんだ、小沢さん。

「生活が一番」はどこ行った…

 上記二点の福田提案をして小沢氏いわく「私個人はそれだけでも政策協議を開始すべきだと判断した」そうです。
 民主党が勝利する一因となった「生活が一番」のスローガンに整合性のある政策判断ならともかく、自衛隊がうんちゃらかんちゃらで「大連立」なんて…誰も納得できないでしょう、それは。

消費税増税と自衛隊の派兵

 小沢民主党は選挙前、にわかに“消費税は上げません”“テロ特措法も問題”などと暮らしや平和問題で突然革新ぶる政治方針を発表。
 小沢氏はこれまで、消費税を二桁に増税し、自衛隊をアメリカと一緒にどこまでも行けるようにしたいといった政治方針を持っていました。この方針と参議員選挙での公約との着地点はどこにするのか気になっていたのですが、着地点どころじゃありませんでした。
 結果は“やっぱそんな民主党じゃ政権無理だわ”と自分が打ち出したくせに自分が代表辞任しちゃったワケです。

さああ!いまこそ日本共産党の出番!!

 結局、アメリカや日本財界に媚びへつらうことによって消費税増税に反対といえなくなるし、アメリカの起こす戦争に反対!とも言えなくなるんだということを如実に物語りましたね。
 小沢に惑わされず「暮らしが一番」のスローガンを民主党は守り抜け!と世論を高めねばなりません。
 ここまで右往左往している自民党に民主党、いよいよぶれない政治、キレイな力を政界に注ぎ込み続ける日本共産党の出番がやってきた思いがします。
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