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原田あきら
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本当にあきれた!
小沢氏続投…

 自民党とくっつこうと画策し、党に「能力ない」と捨てゼリフをはいた人ですよ。なんでー?

議員の辞職勧告を出したってよかった

 あれだけ闘ってきた自民党とたいした合意もなく大連立を組もうとした小沢代表。役員会で拒否されたら逆ギレして辞任表明!
 どんだけー!?っていいたくなりますよね。どんだけ連立したかったんですかこの人…?
 しかも民主党に対し「政権担当能力ない」と捨てゼリフ。
 「総選挙での勝利は大変厳しい情勢にある」の言葉にいたっては勝利目前にして意味不明です。
 こんな人間の辞任表明を慰留するなんて…。小沢氏だけでなく「反自公」をかかげた民主党自体が民意にそむいています。
 本来ならきっぱりと“そんな代表はいりません。代表だけでなく国会議員も辞職してください”と民主党として辞職勧告を突きつけるべきだったとおもいます。
 そうすりゃカッコよかったのに…。

ドタバタの真相は?

 それにつけても、勝っているのに「総選挙での勝利は厳しい」との言動がどう考えてもおかしい。これは小沢氏の思い込みが激しいで説明の行くものではありません。
 これはあきらかに小沢氏が民主党の勢いを止めたかったという完璧な自爆(辞任?)テロだと私は思います。
 この間、民主党は選挙に勝つため「生活が一番」とスローガンを掲げました。しかしこれにたいして財界やアメリカからクレームがついていたんです。

消費税反対と自衛隊の海外派兵反対がネックに

 「消費税は上げない」という選挙公約は消費税を財源に法人税減税を狙う日本財界から眉をひそめられ、「テロ特措法反対」「イラク戦争への給油はおかしい」ではアメリカからクレーム。なんとシーファー米駐日大使から「小沢氏が最後には支持してくれることを期待する」と名指しで変節をせまられていたんです。
 こうして背景を見れば今度の辞任劇がいったい何だったのかよくわかるんじゃないでしょうか。

今回の騒動で何がわかったか

 結局、財界やアメリカの力を頼る時点で国民の利益を最優先にして闘うことは無理なんだということがハッキリしたと思うんです。
 そして財界やアメリカに支配されず、国民の生活向上を第一にする日本社会をつくろうと思ったら、いよいよ日本共産党の出番が必要だとあらためて訴えたいと思います。
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