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衝撃はしる!

都教委から和田中の夜塾に待った

 和田中のサピックス講師を招いた塾開設に都の教育委員会から「待った」がかかりました。
 この前にもHPで書きましたが、この塾は「夜スペシャル」といい、「学校支援本部」なるものが主催するとされています。
 学校で行なわれるにもかかわらず、受講料2万8千円や入塾試験があることについて疑問の声が強まっていました。

とりあえず「延期」

 都教委の指導を受けて和田中や杉並区教委は反発しているようですが、とりあえず「延期」としたようです。
 予定通りならあした9日から開講となっていましたが、26日までの「延期」だそうです。

都教委からの指導内容とは?

 都教委からの指導内容は以下のとおりです。
(1)入塾方法、費用の負担等など義務教育の機会均等に抵触する疑いがある
(2)特定の私塾に学校施設を利用させることは営利性、公共性の面で疑義がある
(3)教材開発に校長や教員が関わるのは原則禁止されている公務員の兼業、兼職になる恐れがある
−−の計3点。
 
 まあ、教員処分を武器にした日の丸君が代の強制など、それこそ教育基本法破壊の最先端を走ってきた都教委ですから、「どの口が言うか」ってツッコミいれたくなる人もいるでしょうが、これはこれで重要な指摘です。
 都教委としての任務を果たしたといえるでしょう。

学校支援本部はどこいった

 さて、各社がこの問題をニュースとして取り上げていますが、各社の記事を見ていて不思議なのは「学校支援本部」のコメントが全然出てこないこと。
 反論のコメントしているのはみんな民間人校長の藤原氏と区教委です。
 藤原校長は“学校支援本部が決めて進めていることだから学校施設を使っても問題ない”と言ってきたわけですが、和田中の学校支援本部はなぜコメントしないのか。
 報道からみても藤原校長の語り口から見ても事実上、藤原校長と区教委が主導でやってきたことを物語っています。「語るに落ちた」というべきか。
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