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和田中“夜間塾問題”

石原氏の発言について

 和田中の夜間塾「夜スペシャル」について石原都知事は…

「いいことだ」

 都教委による7日の指導にたいし、8日「ポジティブに、子供のために足りないものを補うのはいいことだ」と発言しています。
 一見、都教委と対立する意見のようにも感じますが、こうした姿勢を見ると都教委の指導もむしろ“指摘した課題を解決すれば開始してもいい”という感じに見えますね。すでに“都教委が一転、公立校での夜間塾に賛成”といった記事もあるようです。
 今回の指導を単に、夜間塾を疑問視する声のガス抜きをするだけのパフォーマンスにさせてはなりません。

ある教員からの指摘

 知り合いの教員がこの問題について本質的な疑問を投げかけてくれました。
 彼は「夜スペシャル」に対する様々な角度からの疑問を呈した後、この石原氏の発言に対し、「選抜に耐えたものには学校側として優遇があってよいということをいったものだ。」と指摘。
 この施策に何かしら疑問を抱く人達の言葉を見事に代弁しています。そうなんですよ、ここなんです。
 ある程度成績の良い子、何らかの結果を出した子、つまり競争に勝った子に何らかの特典的教育を施す…ここにこそ子どもたちの人間性を痛めつけるのではないかという大きな問題を感じるのですね。

「おちこぼれ」対策も十分ではない

 藤原校長はおちこぼれ対策は十分だといっていますが本当でしょうか。この間の聞き取りで不登校生徒もいるし、成績に悩んでいる子もいることはわかりました。
 その子達への配慮もなしに、さらに受験競争熱を煽るようなことを校長先生や身近な先生たちがやりだしたら、子どもたちの心に社会への不信感を大きく招くことになります。
 すでに子どもたちが入塾しており、発言は気をつけなければなりませんが私はここにはっきりと公立校での夜間塾反対を訴えます。
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